~Withコロナ時代~ お風呂屋さんが選ぶ 温泉、銭湯のおすすめお風呂
2021年3月24日
Withコロナ時代 温泉や銭湯のおすすめお風呂
コロナ禍で在宅ワークや外出自粛などで自分では気づかないうちに運動不足による新陳代謝の低下やストレスを溜め込んでしまいがち。
コロナウイルスだけではなくインフルエンザや風邪など、感染症の多くは免疫力が落ちている時にかかりやすいものです。
新陳代謝の低下やストレスを溜め込めむと免疫力の低下につながり、感染症にもかかりやすくなってしまいます。
そんな時は温泉や銭湯の大きな浴槽などで心身ともにリラックスするのが一番なのですが、公衆浴場へ入る不安というのもあります。
コロナ禍において、比較的リスクが高くないお風呂はどれかを考えてみました。
温泉や銭湯に行くときの参考にしてみてください。
温泉や銭湯のおすすめお風呂は?
温泉や銭湯のおすすめお風呂は「露天風呂」と「貸し切り風呂」の2つがWithコロナ時代のおすすめのお風呂だと考えています。
もともと、温泉や銭湯は公衆浴場法に基づき、保健所の指導と検査を受けながら衛生管理を行い、レジオネラ菌などの感染症への予防をしています。
また、浴場で使われる水の遊離残留塩素濃度はウイルスが増殖されないとされている水道水の遊離残留塩素濃度規格の下限値の0.1mg/Lよりも
高い0.2ないし0.4mg/L~1.0mg/Lという基準が設けられています。
浴槽内にウイルスが入った場合、死滅はしませんが増殖できないまま大量のお湯により希釈されて感染力が低下し、こぼれ出るお湯と一緒に流れてしまいます。
そのため、公衆浴場(サウナを除く)の浴場内における感染リスクは高くはないと考えられています。
1つ目のおすすめは「露天風呂」
なぜ露天風呂なのかというと、コロナウイルスが流行しだした昨年当初の感染経路は「接触感染」と「飛沫感染」の2つと考えられていました。
しかし、新型コロナウイルスの研究が進み、感染経路として空気感染(飛沫核感染)が新たに追加されました。
空気感染(飛沫核感染)とは、咳やくしゃみで飛んだ飛沫が乾燥して、空気中に浮遊しているウイルスを吸い込んで感染する経路です。
この感染経路に有効な対策は「換気」です。
浴場内の換気は通常の衛生管理においても規格が定められているため十分に行っていますが、屋外にある露天風呂であれば換気の心配もなく、空気感染リスクが屋内の浴槽よりも一層低いと考えることができます。
露天の解放感と温浴効果でリラックスしてストレス解消にも効果は抜群です。
2つ目のおすすめは「貸切風呂」
貸し切り風呂は自分だけのプライベート空間となっているところがほとんどです。
利用前や利用後には施設スタッフが清掃・消毒を実施しています。
自分だけの空間ですので接触感染や飛沫感染の心配はまずないといえます。
空気感染においても人の往来の多い共用のお風呂に比べ、感染リスクも低く安心感も高いといえます。
Withコロナ時代の温泉や銭湯では一番安心して利用できるお風呂ではないかと考えています。
露天風呂や貸し切り風呂でリフレッシュ
Withコロナ時代は自粛疲れやテレワークなどをはじめとした生活様式の変化によるストレスで体調を崩しがち。
過度のストレスは免疫力低下など、体に悪影響を及ぼします。
ストレスを解消したい、リラックスしたいと思って温泉や銭湯に行きたいと思ったときは露天風呂や貸切風呂がおすすめです。
大和の湯では大浴場に「露天風呂」、別フロアには予約制の「個室付き露天風呂」(要予約)があります。
温泉や銭湯へ行くときの参考にしていただけたら幸いです。